オランダ2日目(夜)
朝はゆっくりしてから学会に参加してきた
思ったより小さい学会で会場も小さい印象
今日はまだpre-congressな感じで講演がメインだった
ちょっと興味がない内容だったけど
耳を慣らすためにも参加してみた
お昼はランチがもらえた
これまでの学会の経験では豪華な気がした(笑)
サンドイッチ2つ、りんご、ジュース、お菓子(ワッフル)
今回の学会には初めて参加するけど
今日聞いた領域ではfMRIなどによる病態把握と
それに対する脳刺激(tDCS)による介入ってのが1つの流れ的な印象
それと個人差(Variability)が一番のトピックスかな
これは、どの関連学会や論文でも出てくるトピックス
個人的にはこの言葉は好きではないけど
そういう流れだからしょうがないかなって気がする
そりゃ個人差は絶対にあるけど個人差の要因を追い出したら
どこまでも探し続けるだけな気がする
それを完全に把握してアプローチできるのかな
できたら素晴らしいことだとおもうけど
科学で統計を使っている限り
その結果は確立の中での結果として判断できる
これまでもその限界のなかで解釈して
知見を臨床で使用してきたのに
臨床で個人差を把握するのに高度な手法を使用するなら
知見として利用できないレベル
んで、この間、台湾の友人と話していたことを思い出した
多くの脳刺激法や新しい介入手法はどれほど臨床に還元されて
患者さんの予後をどれだけ変えてるんだろうねって言っていた
脳刺激法や新しい手法は論文と研究費を増やすことに貢献するけど
どれだけ患者さんにメリットがあるんだろう、とのこと
たしかにそうだなって思いつつも
その後にディスカッションしてお互いに意見交換した
自分も脳刺激の研究を行っている身としては
彼の疑問に対する回答になる研究をしていくようにしたい
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